ヨエンスーより。

水曜日のブログ投稿を2日ほどスキップしてしまいました。ごめんなさい。。ただいま長いお休みをいただいておりますが、その間皆さまから温かいメッセージを頂戴しておりまして感激で胸がいっぱいです。本当にありがとうございます。再開までもうしばらくお待ちいただければと思います。

今日は趣向を変えてフィンランドの冬の景色をご紹介いたします。フィンランドの東に位置する都市、ヨエンスーに住んでいる友人Kyokoさんに写真を送ってもらいました。まだまだ寒いフィンランド、でもその景色は美しい。北極圏に近い国なので今はまだ明るい時間が短いんだろうなぁと想像します。なかなか旅へ出かけられない今、ほんの少しでも旅気分に浸っていただければ嬉しいです。※写真・キャプション、すべてKyokoさん。

2014年に完成した木製の橋。このデザインで賞を受賞。湖から川に船が通る時には橋の中央部が旋回。建物は木造14階建ての学生向けアパート。
餌をねだってのぞきこむシジュウカラ。
ー20℃の日の朝。川から水蒸気(けあらし)が立ち昇って幻想的。
ヨエンスー町役場。ヘルシンキ中央駅と同じ建築家エリエル・サーリネンによる設計。

フィンランドはロシアに接している国です。隣国だけあり、ロシアとも何度も戦ってきた歴史があります。Kyokoさんによると、フィンランドの国営放送ではずっとウクライナ情勢の報道をしているそうです。語学学校で知り合ったウクライナ出身の人たちは家族がウクライナやロシアに住んでいるので、彼女たちが気の毒とのこと。ヨエンスーからは東の国境が比較的近いのですが、政府によれば国境は陸も海上もまだ安全だそうです。

実はKyokoさん、昨年の秋から看護学生となって目下勉強中なのですが、生徒たちの間では情勢が気になって授業に集中できないという声がSNSで飛び交っているそうで、その心情はとてもよくわかるなと思いました。遠くに離れた場所にいる私ですら心配でたまりませんもの。私はどんな理由であれ、戦争を正当化するものはないと思います。