つい昨日のことなのにだいぶ前だったような、タイムワープしたような気分です。プチ出店にお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
ここでの告知が前日の真夜中という、ありえないぐらいのギリギリさでしたが、キャッチしてお越しくださった方も、、いらしゃったのかな?と思います。前日が空港で翌日がその真逆の岩出山という、宮城県横断の旅のような出店でしたが無事終えてよかったと思います。
今回はできるだけゴミを出さないようにしようと、いつもと違う販売の仕方をしてみましたが、オペレーションが全くなってなく手間取ってしまって申し訳ありませんでした、、いろいろ反省ですが、今後は特にプラゴミを極力出さないような売り方をしたいと考えています。
※感染症対策により、どうしても包装をしなければならない場面もあり、そういう時はできるだけ紙袋で対応したいと思います。ただ、すでに買ってしまっている包装用ビニール袋が複数ありまして、買ってしまった以上すぐに廃棄というのはどうだろうとも思っていまして。気持ち的には今すぐ始めたいのですが、すぐではなく段階的に紙袋包装へ移行する形になるかもしれません。
理由はいろいろありますが、プラゴミを少しでも減らしたいという思いです。
なぜプラスチックごみを減らしたいのか?
それは環境のため、というより自分のためです。プラスチックって、もともと石油でできてます。燃やすと大量の温室効果ガスを出す(=温暖化の原因になる)だけでなく有害な物質まで放出するのです。リサイクルするにも結局は大量のエネルギーを必要とするし、実際のところ廃棄されるプラスチックのほんの数パーセントしかリサイクルされていないそうです。
また、街でポイ捨てされるプラスチック(ペットボトルやビニール袋、ストロー、カップなど)は雨などで川に流れ込み、そこから海へ流れていき、太陽の光などで劣化し粉々になったプラスチックが自然分解されず漂い、海の生物たちがそれを食べ、食物連鎖でいずれ人間に還ってきます。というか、もう私たちの体にもすでにプラスチックが蓄積されているかもしれない。
まさかビニール袋なんて食べてない、と誰もが思うでしょう。そうですね、誰も好き好んでプラスチックなんて食べる人はいません。でも細かい、とっても細かいマイクロプラスチックと呼ばれているプラスチックは魚や貝など海の恵みを食べているうちに知らぬ間に私たちの体の中に蓄積されているかもしれない、ということなんです。
そう考えるとぞっとしませんか?
そもそもプラスチック自体が人体に健康被害を与えているともいわれています。
そんなこんなを考えたらとっても便利なプラスチックですが、私たちの生命や健康を脅かす、かなり怖い存在になってきます。でも今、私たちの生活からプラスチックを完全に排除することはできない。パソコン、コーヒーメーカー、ラジカセ、シュレッダー、プリンター、電話、テレビ、洗濯機、車、、、私が座っているデスク周りをぐるっと見回しただけでも、これだけの製品がプラスチックでできています。家電だけでなく服も。合成繊維の服とか。
現代に生きる私たちの生活を快適にする便利なものはすべてプラスチックでできているといっても過言ではない。完全に排除するには、石油由来のプラスチックではなく、環境に悪い影響を与えない、プラスチックに代わる新素材が一般的になるのを待つか、極端なことを言えば大河ドラマ「青天を衝け」の時代まで生活環境を戻すしかないんじゃないかって思います。
一方で、プラスチックごみを減らすことは自分たちでできるんじゃないかと思うわけです。
と、今回は以上で終わりにします。疲れたでしょ~?この続きはまた今度。
以下、参考資料としてお勧め。
お勧めですが、結構キツイかもしれません、でも知ってほしい、現実ってヤツを。