15年目の3月11日に思うこと。

あの日から15年経ちました。地震が起こって、福島の原発に事故があって、この先どうなるんだろうと呆然としたあの日から15年。果たして今、あの時私が思い描いていた国になっているんだろうかとふと思いました。

あれだけ大きな事故が起こり、15年経ってもいまだ廃炉作業の終わりが見えず、故郷へ帰れない人たちがいる中、まるでそれらのことがなかったかのように原発が再稼働したり、推進したりされている。15年前の自分が今をみたらどう思うだろう、もしかしたらあまりにもひどい現実に冗談でしょうと思うかもしれない。

15年前の今日、福島に住む実家の家族が心配で寝つけなかった夜を思い出す。停電だったけど、薪ストーブの灯りでほのかに明るく暖かい室内で先の見えない不安と何度も襲いくる大きな余震におびえながら過ごしたあの夜を。